2025年末、K-POPガールズグループaespa(エスパ)がNHK紅白歌合戦に初出場予定であることが報じられ、大きな注目を集めています。
しかしその一方で、aespaの紅白出場に反対する署名活動がSNSを中心に広がり、議論を呼んでいます。
その発端となったのが、メンバー・ニンニンのSNS投稿でした。
この記事では、
- 炎上のきっかけとなった投稿内容
- なぜ「原爆」「きのこ雲」と結びついたのか
- 反対署名にまで発展した理由
を、時系列で分かりやすく整理します。
aespaは今年初の紅白歌合戦に出場予定
aespaは今年の年末、日本の歌番組「紅白歌合戦」に出場することが報じられました。
- 2025年末の紅白に「出場予定・内定」と報じられている段階
- 公式な出演発表前から賛否の声が噴出
- その中で「反対署名」が目立つ形で拡散された
つまり今回の炎上は、紅白出演後の出来事ではなく、出演予定を巡る事前の反発です。
炎上のきっかけ|ニンニンの「可愛いランプでしょ?」投稿
問題視されたのは、aespaメンバーニンニンがSNSに投稿した一枚の写真でした。
投稿内容の概要
- 「可愛いランプでしょ?」というコメント
- 写っていたのは、雲が立ち上るような形状のランプ
- 一部の日本ユーザーから「原爆のきのこ雲を連想させる」との指摘が相次ぐ
ニンニン本人は、あくまで「ユニークで可愛いインテリア」として紹介した投稿であり、原爆や歴史的出来事に言及する言葉は一切ありませんでした。
なぜ「原爆」「きのこ雲」と結びついたのか?
今回の炎上が拡大した背景には、日本特有の歴史認識があります。
日本における「きのこ雲」の意味
日本では、
- きのこ雲=広島・長崎の原爆
というイメージが非常に強く結びついています。
そのため、
- ランプの形状
- 雲が立ち上るシルエット
これらが重なったことで、「意図がなくても不謹慎に感じる人がいる」という状況が生まれました。
一方で、海外ではきのこ雲型のデザインが
- 抽象アート
- レトロ照明
- SF的モチーフ
として使われることもあり、認識の差が炎上を招いた典型例とも言えます。
紅白出場反対の署名が集まった理由
この投稿が再注目されたのは、aespaの紅白出場予定報道と重なったタイミングでした。
反対署名の主な主張
- 日本の番組に出演するなら歴史への配慮が必要
- 原爆を想起させる投稿をした人物が出場することへの違和感
- NHKという公共放送にふさわしいのか、という疑問
これらの声がSNSで拡散され、署名も集まる事態となりました。
aespaやニンニンに悪意はあったのか?
現時点で確認できる情報からは、原爆を意図的に連想させようとした証拠はありません。
- 投稿文は「可愛いランプでしょ?」のみ
- 政治的・歴史的メッセージ性は見られない
- 韓国・海外ファンの間では炎上自体を知らない人も多い
そのため、多くの冷静な意見では「悪意ではなく、文化的背景への理解不足」という見方がされています。
SNS上で分かれる世間の反応
批判的な声
- 日本向けの活動ならもっと慎重になるべき
- 紅白という場の重みを考えてほしい
擁護・慎重な声
- デザインランプまで問題視するのは行き過ぎ
- 個人攻撃やグループ全体の否定につながるのは違う
今回の騒動は、単なる炎上ではなく「文化・歴史認識の衝突」として議論されています。
まとめ|紅白炎上の本質は「意図」と「受け取り方」のズレ
- aespaの紅白初出場が報じられたタイミングで、ニンニンの「可愛いランプでしょ?」投稿が再燃
- きのこ雲を連想させたことで反対署名が拡大
- 悪意の証拠はなく、文化的背景の違いが炎上を招いた
aespaの紅白出場を巡る問題は、グローバルアーティストが日本の歴史的文脈の中でどのように受け取られるのかを改めて問いかける出来事となっています。
今後、正式な出場発表やNHK・事務所側の対応によって、この議論がどのように収束していくのか注目が集まりそうです。

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