K-POP界のトップガールズグループ・TWICE(トゥワイス)が披露したヴィクトリアズ・シークレットを彷彿とさせる下着風衣装が、ファンの間で賛否を巻き起こしています。
大胆なスタイルへの挑戦として称賛の声が上がる一方で、「あまりに露出が多いのでは」と懸念する意見も見られました。
■ 話題を呼んだ“下着風ステージルック”
今回注目を集めたのは、海外ファッションショーを意識したステージ衣装。
レース素材やコルセットデザイン、シアーな生地を多用したルックは、ヴィクトリアズ・シークレットのランジェリーショーを連想させるものでした。
ナヨン、モモ、ツウィ、ジヒョの4人が、羽根モチーフのアクセサリーやボディラインを際立たせるセットアップを着用して登場。
従来の清純・キュートなイメージとは一線を画し、「大人の女性TWICE」を強く印象づけました。
■ 世界が注目した瞬間 — 同時視聴者数の驚異とショーの格
このファッションショーは、アジアだけでなく欧米でもリアルタイム配信され、
同時視聴者数は200万人を超える驚異的な記録を達成。
出演したブランドは、数々のトップモデルやセレブが歩いてきた伝統あるステージ。
そこにK-POPアイドルとしてTWICEが招かれることは、単なる出演ではなく、“アジア代表として世界のファッションシーンに認められた”という象徴的な出来事でした。
ヴィクトリアズ・シークレット風のショーは、世界中のメディアが注目する最高峰のステージ。
その場でTWICEが堂々とパフォーマンスを披露したことは、音楽グループとしての評価を超えた「グローバル・ビューティーアイコン」としての地位確立を意味します。
■ 「新しい挑戦」と称賛する声
SNSでは、ファッション的な視点から高い評価も相次いぎました。
「海外のポップスターと並んでも遜色ない」
「ただの露出じゃなく、スタイリッシュで芸術的」
という意見が寄せられ、グローバルブランドとしての存在感を示す演出と捉えるファンも多いです。
TWICEはデビューから10年目を迎え、メンバーも20代後半へと成長。彼女たちが自らの表現をアップデートしていく自然な流れと見る声もある。
■ 一方で「過激すぎる」「本来の魅力が失われた」との批判も
一方で、長年のファンからは不安や戸惑いの声も少なくない。
「これまでの清楚で上品なイメージが好きだった」
「K-POPアイドルとしてここまで露出する必要があるのか」
「パフォーマンスより衣装ばかりが話題になるのは残念」
といったコメントも多く見られ、“挑戦と過激化の境界線”について議論が起こっています。
特に、海外ショーのような演出が「グループの世界観にそぐわない」**と感じるファンもいるようです。
■ 海外と韓国、日本で異なる反応
興味深いのは、国ごとに反応の温度差があること。
欧米ファンの間では「美しく力強い」と肯定的な声が多い一方、韓国や日本のファンダムではやや慎重な意見が目立ちます。
これは、“セクシー”の価値観の違いによるものでしょう。
海外では「自立と自信の象徴」として受け取られやすい一方で、アジア圏では「慎ましさ」や「上品さ」が重視される傾向が強いです。
■ TWICEが見せた“成熟の象徴”
とはいえ、今回の衣装を通してTWICEが伝えたかったのは、単なる露出ではありません。
ファッションとしてのセクシーさ、そして“自分らしく美しくあることへの自信”。
それはデビュー当初から積み重ねてきた経験と実績があるからこそ表現できる姿。
■ ファンが見守る“次のステージ”
今回のヴィクトリアズ・シークレット風衣装をめぐる賛否は、TWICEが新たな時代の入口に立っている証拠とも言えます。
グループとしての“可愛い”から“美しい”への移行は、成熟と挑戦の両面を併せ持つ。
音楽、パフォーマンス、ファッション——
TWICEはそのすべてを通して、「女性であることの自由な表現」を探し続けています。
■ まとめ
今回のTWICEのパフォーマンスは、単なる話題づくりではなく、
「成熟した自分たちをどう表現するか」というアーティストとしての挑戦だったともいえるでしょう。
賛否が生まれるのは、それだけ人々が彼女たちの姿に注目している証。
この議論を超えて、TWICEは今後も“美しさの新しい定義”を提示していくことでしょう。
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