JYP発の日本発グローバルガールズグループNiziUと、HYBE傘下SOURCE MUSIC所属のLE SSERAFIM(ルセラフィム)。
どちらも高い知名度と人気を誇るグループですが、SNSではたびたび
「結局どっちのほうが人気なの?」
という声が上がります。
結論から言うと、“人気の種類と強い地域が違う”というのが実情。この記事では、いくつかの視点から両グループを比較していきます。
① 国内(日本)での知名度・一般人気はNiziUが優勢
日本国内での一般層への浸透度という点では、NiziUが一歩リードしています。
NiziUの強み
・オーディション番組「Nizi Project」による圧倒的な認知度
・CM、テレビ番組、紅白歌合戦など地上波露出の多さ
・小中学生~大人まで幅広い年齢層に知られている
特に「曲は知らなくてもグループ名と顔は知っている」という層が多く、国民的アイドルに近いポジションを確立しているのがNiziUです。
② K-POPファン層・グローバル人気はルセラフィムが優勢
一方で、K-POPファンや海外人気ではルセラフィムが強い傾向にあります。
ルセラフィムの強み
・HYBE所属によるグローバル展開力
・SpotifyやYouTubeなどストリーミング指標の強さ
・海外ファンの比率が高い
特に欧米・アジア圏では「韓国のグループ」という枠を超え、グローバルK-POPガールズグループとして認識されている点が特徴です。
③ 音楽性・コンセプトによる支持層の違い
NiziU
・明るく親しみやすい楽曲
・ポジティブで王道アイドル路線
・ファミリー層・ライト層に刺さりやすい
ルセラフィム
・強さ・自立・女性像を打ち出したコンセプト
・スタイリッシュで洗練された世界観
・10代後半~20代女性の支持が厚い
つまり、NiziU=間口が広い人気、ルセラフィム=熱量の高いファンが多い人気という違いがあるといえます。
④ SNS・話題性はルセラフィムがやや有利
X(旧Twitter)やTikTokなど、トレンドになりやすいのはルセラフィム。
・ビジュアルやコンセプトがバズりやすい
・海外ファンの投稿量が多い
・ファッション・パフォーマンス面での話題性
一方NiziUは、安定した露出と好感度の高さが強みで、爆発的なバズよりも長期的な支持を集めています。
⑤ 結論:どっちが人気かは「どこで・誰に」で変わる
比較をまとめると以下の通りです。
| 視点 | 優勢 |
|---|---|
| 日本の一般認知度 | NiziU |
| K-POPファン・海外人気 | ルセラフィム |
| 幅広い年齢層 | NiziU |
| コアファンの熱量 | ルセラフィム |
| SNS・グローバル話題性 | ルセラフィム |
まとめ
NiziUとルセラフィムは、事務所が異なるために売り出し方も異なることで、土俵が違うのは確かです。
・NiziUは「日本で多くの人が知っている存在」
・ルセラフィムは「世界を意識したK-POPガールズグループ」
そのため、
「どっちが上」という比較ではなく、
「どの市場で、どんな人気か」を見るのが正解と言えるでしょう。
今後の活動次第では、両グループの立ち位置がさらに変化していく可能性もあり、引き続き注目が集まりそうです。

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