TWICEジョンヨンを悩ませた
「クッシング症候群」とはどんな病気?
TWICEのメンバー、ジョンヨン(ユ・ジョンヨン)は、頸椎椎間板ヘルニアの治療をきっかけに「クッシング症候群」を経験し、二度の活動休止を余儀なくされました。本記事では、彼女が乗り越えた闘病の経緯を振り返りながら、「クッシング症候群」とはどのような病気なのかを、わかりやすく解説します。
ジョンヨンの闘病の経緯
ジョンヨンは活発なステージパフォーマンスを続ける中で、首(頸椎)に深刻な負担をかけ、頸椎椎間板ヘルニアを発症しました。その治療のためにステロイド薬を服用したことで、副作用としてクッシング症候群を引き起こし、急激な体型変化を経験しました。
さらに身体的な苦痛と外見の変化が重なり、パニック障害・不安障害も発症。二度の活動休止を経て、長い回復の道のりをたどりました。
カムバック活動中に首のサポーターをつけた姿が目撃され、ファンの間で心配の声が高まる。
JYPエンターテインメントが公式発表。「精神的に大きな緊張と不安を抱えており、絶対的な安静と休息が必要」とコメント。ヘルニア治療のためのステロイド服用によりクッシング症候群を発症。
約3ヶ月の活動休止を経て、ステージに復帰。
公式サイトにてパニック障害および不安障害の症状を公表。「アーティストの健康を最優先に考え、回復に専念できる時間を持つことが適切」と発表された。
ワールドツアーや日本国立競技場公演など、TWICEの主要活動にすべて参加。心身ともに回復した姿を見せている。
「精神的につらかった時期でした。お姉ちゃんが私を引き止めて、病院に連れて行ってくれました」
— ジョンヨン(2026年、tvNバラエティ「ユ・クイズ ON THE BLOCK」より)
クッシング症候群とはどんな病気?
クッシング症候群とは、副腎(腎臓の上にある小さな臓器)から分泌されるステロイドホルモンの一種「コルチゾール」が体内で過剰になることで、全身に様々な異常を引き起こす疾患です。
コルチゾールは本来、生命を維持するために欠かせない重要なホルモンです。炎症を抑えたり、血糖値を調整したり、ストレスに対応したりする働きをします。しかし過剰になると、身体にさまざまな悪影響を及ぼします。
主な症状
顔が丸くむくんだように見える
お腹・胴回りを中心とした急激な体重増加
腕・脚など四肢の筋力が落ちる
糖尿病や高血圧を引き起こすことも
精神的な不調を伴うことが多い
赤紫色の線条(妊娠線のような模様)が現れる
クッシング症候群の原因:2種類ある
クッシング症候群には、大きく分けて「体の内側から起こるもの」と「薬の使用によるもの」の2種類があります。
副腎や脳下垂体にできた腫瘍が原因で、体内でコルチゾールが過剰に作られる状態。比較的まれな病気で、日本では年間約100例程度の報告がある。
ジョンヨンが経験したのはこちら。ヘルニアやリウマチ・喘息などの治療のためにステロイド薬を長期使用した場合に起こる副作用。服用を中止することで症状は改善していくが、急な中止は危険なため、医師の指示のもと時間をかけて減量していく必要がある。
ステロイド薬は炎症性疾患や自己免疫疾患など多くの病気に使われる重要な薬です。しかし2〜3週間以上継続使用する場合には副作用のリスクがあり、使用量や期間を慎重に管理する必要があります。服用を急に止めることは危険であり、必ず医師の指導のもとで徐々に減量していきます。
治療と回復について
クッシング症候群は、原因にかかわらず治療可能な病気です。内因性であれば腫瘍の摘出手術、医原性(薬の副作用)であればステロイドを徐々に減量・中止することで、症状は改善に向かいます。
ただし回復には時間がかかることが多く、身体的な症状だけでなく、精神的なサポートも重要です。ジョンヨンの場合も、クッシング症候群の回復過程でパニック障害・不安障害を併発し、長期にわたる療養が必要でした。
📌 この記事のまとめ
- ジョンヨンは頸椎椎間板ヘルニアの治療でステロイドを服用し、副作用としてクッシング症候群を発症した
- クッシング症候群はコルチゾールというホルモンが過剰になることで起こる病気
- 主な症状は満月様顔貌・中心性肥満・筋力低下・気分の落ち込みなど
- 薬の副作用による場合は、ステロイドを徐々に減量・中止することで回復が期待できる
- ジョンヨンは現在、健康を取り戻しTWICEとして精力的に活動している
- 体型変化などの外見の変化は、本人の意思とは無関係な病気の症状だった
本記事の医療情報は一般的な解説を目的としたものです。体調の変化や気になる症状がある場合は、必ず医療機関を受診してください。

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