TWICE活動休止は本当か?理由や期間を再契約と絡めて徹底考察

2026年7月12日、TWICEはワールドツアー「THIS IS FOR」のソウル・アンコール公演をもって、約1年にわたる第6回ワールドツアーの全日程を終えました。その直後から、SNSやニュースサイトでは「TWICE活動休止」というワードがトレンド入りするほどの話題になっています。

きっかけは、リーダー・ジヒョが有料ファンコミュニティアプリ「Bubble」で発信したとされるメッセージでした。本記事では、現時点で確認できる正確な情報をもとに、①活動休止は本当に決まっているのか、②休止の理由、③想定される休止期間、④JYPとの再契約交渉との関係――という4つの軸で徹底的に考察していきます。

目次

1. 発端は何だったのか?ジヒョの発言を時系列で整理

今回の騒動の直接のきっかけは、米経済誌フォーブスが2026年7月10日に公開した、ジヒョとジャマイカ出身アーティストShenseeaとのコラボ曲「Distant Lover」に関するインタビュー記事です。この中でジヒョは、ソウルでのワールドツアー最終公演に集中していることに触れたうえで、TWICEとしてもソロ活動としても、この11年間ほとんど休みなく走り続けてきたと明かしました。そして今年の残りの期間はリラックスして少し休みたいという思いを語り、この休養は今後さらに良い活動をするために本当に必要なものだとファンの理解を求めています。

この発言がフォーブスという海外の大手経済メディア経由で報じられたことで、瞬く間に「ジヒョが活動休止を示唆した」という受け止め方が拡散しました。あわせて、7月10日から12日にかけてソウルKSPO DOMEで行われたアンコール公演では、メンバーが感極まって涙を見せる場面も多く見られたと伝えられており、これは公式インタビューであるフォーブス取材とは別に、SNS上ではBubbleでの発信としても話題になっている点も、憶測に拍車をかけた要因といえます。

なお、興味深いのは、ジヒョが「長期休養」を匂わせたのは今回が初めてではないということです。2026年4月28日、東京・国立競技場での日本ツアー最終公演で号泣する姿がSNSで拡散した際にも、「解散するのでは」という憶測が広がりました。しかしこの時ジヒョは公演直後にBubbleでファンに向けて説明し、心配をかけたことへの気遣いとともに、大勢の観客の前でパフォーマンスできたことへの感謝を伝え、次のツアーも必ずやると明言して解散説を否定しています。つまり、ジヒョが感情的な発言をするたびに解散・活動休止説が浮上するのは、ある種お決まりのパターンとも言えるのです。

2. JYPからの公式発表は出ているのか

ここが最も重要なポイントですが、結論から言うと、2026年7月13日時点で、JYPエンターテインメントからグループとしての正式な「活動休止」発表は一切出ていません。今回拡散している情報は、あくまでジヒョ個人がインタビューやBubbleという私的な発信ツールで語った内容であり、事務所としての公式アナウンスとは性質が異なります。

実際、ある大手メディアの報道でも、SNS上には活動休止と受け止める声もあったものの、現時点でJYPエンターテインメントから長期休養や活動休止を告げる公式発表は出ておらず、あくまでジヒョが休息の必要性に言及したものと見るのが正確だろうと分析されています。別の考察記事でも同様に、所属事務所からグループとしての正式な活動休止発表は出ていないとした上で、今回の話の出どころはリーダー・ジヒョの発言だったと整理しています。

したがって、「TWICE活動休止」という見出しが独り歩きしている状況ではあるものの、実態としては「事務所非公式のスケジュール調整・休養期間に入る可能性が高い」という段階にとどまっている、というのが最も正確な理解といえるでしょう。K-POPのグループでは、ワールドツアー終了後にオフ期間を設けることは珍しくなく、それ自体は解散や長期活動停止を意味するものではありません。

3. なぜ今、休養が必要なのか?ツアーの規模と度重なる体調不良

とはいえ、今回の「休養待望論」がここまで盛り上がる背景には、TWICEが置かれていた過酷なスケジュールがあります。2025年7月からスタートした第6回ワールドツアー「THIS IS FOR」は、世界44都市・計81公演という自己最大規模のツアーで、北米だけでも20都市35公演、約55万人を動員し、K-POPガールズグループとして北米史上最多の観客動員を記録しました。さらに日本では、海外アーティストとして初めて国立競技場で単独公演を実現し、香港でもK-POPガールズグループとして初めてカイタック・スタジアムでの公演を果たすなど、北米で55万人、日本で64万人を動員する圧倒的な規模のツアーとなりました。

華々しい記録の裏側で、メンバーの体調面の負担も深刻でした。2025年3月にはダヒョンの足首骨折、チェヨンの腰の不調による一時離脱が伝えられ、さらに2025年11月にはチェヨンが迷走神経性失神と診断され、TWICE公式サイトを通じて専門医による診察と検査の結果、さらなる回復期間が必要と判断され、年末までの十分な休息と回復を目標として活動を一部制限すると発表されました。加えてジョンヨンも過去に頸椎椎間板ヘルニアの手術やパニック障害・不安障害による活動休止を経験しており、9人中複数のメンバーが万全とは言えないコンディションでツアーを続けてきたことがうかがえます。

デビュー以来、メンバー交代や脱退なく9人体制を維持してきたTWICEだからこそ、「無理をしてでも完全体で走り続けてきた」という側面があり、今回のジヒョの発言は、ファンの間で「むしろ健全な提案」として好意的に受け止められている面も大きいようです。

4. 再契約交渉というもう一つの重大な論点

今回の「活動休止」報道を語るうえで絶対に外せないのが、JYPエンターテインメントとの専属契約更新(再契約)交渉です。TWICEは2015年10月のデビュー後、2022年7月に1度目の再契約をメンバー9人全員で締結しています。契約期間はおおむね4年とされており、今回の契約は2026年7月ごろに満了する可能性が高いと見られています。芸能界の慣行として、専属契約の満了半年ほど前から再契約交渉が本格化するのが一般的で、交渉が難航する場合は契約満了の数ヶ月前に去就が決まることもあれば、契約満了後も交渉が継続されるケースもあると指摘されています。

つまり、まさに今がその「契約更新の正念場」の時期にあたるわけです。JYP側は今回の一連の報道に対し、繰り返し同様のコメントを発表しています。ある報道では、JYPエンターテインメントの見解としてグループ脱退や卒業というワンス(ファン)にとって最悪のシナリオも起こりうる状況で、その行方をファンが固唾を飲んで見守っていると伝えられています。

特に注目を集めているのがジョンヨンの動向です。2026年6月24日、韓国メディアの報道により、ジョンヨンが実姉であるコン・スンヨンや俳優ビョン・ウソクらが所属する俳優専門事務所VAROエンターテインメントとミーティングを行っていたことが明らかになりました。この場では俳優活動について具体的な話し合いが交わされたとされ、ジョンヨン自身も映画への出演を控えていることから、俳優業への本格進出を見据えた事務所移籍ではないかとの見方が広がっています。

これに対しJYP側は、現在TWICEは再契約の協議期間にあり、事務所とメンバーは互いの意向を尊重しながら慎重に協議を続けていると説明し、事案が確定次第知らせるとコメントしています。また移籍先とされるVARO側も、ミーティングを行ったこと自体は事実だが、契約に関して確定した事項はないと慎重な姿勢を示しています。

さらに、ジョンヨンだけでなく他のメンバーについても動きがあるとの証言が出ています。ある芸能関係者は韓国メディアの取材に対し、ジョンヨン以外にも演技への意欲を持つメンバーが俳優事務所への移籍を検討しており、専属契約のためのマネジメントミーティングが進められていると聞いていると語っています。ダヒョンについても俳優事務所との接触が報じられており、TWICEというグループ全体の「再々契約」の行方が不透明になりつつある状況がうかがえます。

ただし、ここで重要な補足があります。近年のK-POP業界では、「個人活動」と「グループ活動」の所属先を分けるという選択肢が現実的になってきています。実際にある分析記事では、先輩グループ2PMの事例のように、TWICEとしてのグループ活動はJYPエンターテインメントで継続しながら、個人の俳優活動のみを別事務所が担当する形になる可能性も指摘されています。つまり、ジョンヨンの移籍説が即「TWICE脱退」を意味するわけではない、という点は冷静に見ておく必要があるでしょう。

5. 休止期間はどのくらいになりそうか

現時点で公式なスケジュールは発表されていませんが、いくつかの情報を組み合わせることで、おおよその見通しを立てることができます。

まず、投資証券会社によるアナリストレポートでは、TWICEが2026年第4四半期(10〜12月)に新アルバムをリリースする見込みだと予測されており、逆算するとツアー終了後の休養期間はおよそ2〜3ヶ月程度になる計算です。これはあくまで外部アナリストによる予測であり、JYPの正式発表ではない点には注意が必要ですが、過去のカムバックサイクルとも一致する自然な見立てといえます。

一方で、ジヒョの発言内容を重視する見方もあります。ある考察記事では、過去にメンバーが休養から復帰する際、TWICEは無理をさせず段階的に復帰させるやり方を取ってきたことを踏まえ、年内のグループとしての本格的なカムバックは薄く、本当の意味での再始動は2027年に入ってからではないかと予想しています。

つまり、

  • 短期シナリオ:2026年10〜12月に新曲・カムバックで本格再始動
  • 長期シナリオ:年内は個人活動中心にとどめ、2027年から本格復帰

という2つの可能性が併存している状況です。いずれにせよ、「解散」や「無期限の活動停止」を示すような情報は現時点で一切出ていないことは強調しておきたいポイントです。

6. 休養中もTWICEは止まらない?個人活動の動き

グループとしての活動がスローダウンする一方で、メンバー個々の活動は既に活発化しています。日本人メンバーによるユニットMISAMOの活動に加え、サナは俳優・佐藤健との映画共演が話題になっており、女優としての新たな挑戦が注目されています。ジョンヨンも映画『新兵:ザ・ムービー』(原題)への出演が決定しており、看護将校役での本格的なスクリーンデビューを控えています。ナヨン、ジヒョ、ツウィといった主要メンバーのソロ活動も継続する見込みで、グループとしての活動を休止していても、個人単位での露出は今後もむしろ増えていく可能性が高いといえるでしょう。

7. まとめ:「活動休止」は事実だが「解散」ではない

ここまでの情報を整理すると、以下のように結論づけられます。

  • グループとしての正式な「活動休止」発表はJYPエンターテインメントからは出ておらず、発端はジヒョ個人によるフォーブスのインタビューおよびBubbleでの発言
  • 休養の主な理由は、81公演・44都市という自己最大規模のツアーによる疲労蓄積と、チェヨン・ダヒョン・ジョンヨンら複数メンバーの体調不良の積み重ね
  • 現在、JYPエンターテインメントとTWICEの間では専属契約の再契約交渉が進行中で、特にジョンヨンの俳優事務所移籍説が大きな注目を集めている
  • 解散や脱退が確定した事実は一切なく、個人活動用に事務所を分ける「2事務所体制」の可能性も指摘されている
  • 休止期間については、2026年第4四半期のカムバック予測から2027年本格再始動予測まで幅があり、公式発表を待つ必要がある

「TWICE活動休止」という言葉だけが独り歩きしがちですが、実態は「ツアーを完走したグループへの正当な休養期間」と「契約更新交渉のタイミングが重なった、極めて注目度の高い過渡期」と捉えるのが最も正確でしょう。今後の展開については、JYPエンターテインメント公式SNSやTWICE公式サイトでの発表を待つのが確実です。今後の公式発表があり次第、随時この記事もアップデートしていく予定です。

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この記事を書いた人

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