NiziU「Sour Grapes」韓国カムバックの評判まとめ

NiziUの韓国1stミニアルバム『Sour Grapes』は、2026年9月28日18時(韓国時間)に配信開始された。2025年3月の「LOVE LINE」以来、約1年6か月ぶりの韓国カムバックだ。発売から半日余りの現時点で、評価は「これまでで最もクールな韓国曲」という好意的な見方と、「トレンドに寄せすぎて個性が薄い」という批判に分かれている。チャート成績はまだ出そろっていない。

目次

作品概要

『Sour Grapes』は韓国で初めてのミニアルバムで、全5曲を収録する。タイトル曲はイソップ寓話「キツネとブドウ」がモチーフ。手が届かないものを「どうせ酸っぱい」と決めつける話を反転させ、人がためらう選択ほど迷わず飛び込む姿勢を歌う(Star News)。

曲順曲名特徴(事前公開のハイライトより)
1Sour Grapes(タイトル曲)キッチュなシンセとリズムの変化が軸
2Petal’s Songカリンバの音色と軽快なビート
3emoji弾むシンセ、絵文字を使った歌詞
4새벽을 달려 (Into The Dawn)高揚感のあるメロディー
5Lullaby叙情的な締めくくり

出典:Singlelist、allkpop

  • 制作:タイトル曲の作曲・編曲にTAKE A CHANCEのchAN’sとLuxxyが参加。
  • 体制:RIOは7月から当面の活動休止中で、今回は8人で活動している(TOPINETA)。
  • 振付:アヤカは「NiziUがこれまで試したことのないスタイル」で、練習初期は全身が筋肉痛になったと語った。サビでは手でブドウを表す動きが見どころだという。

評価された点

好意的な評価の中心は、NiziUのイメージ刷新だ。K-POPレビューサイト「The Bias List」は、グループをシックな雰囲気に塗り替えた曲で、韓国曲の中では文句なしに最もクールなサウンドだと評した。10点満点で7.5点をつけ、フックと制作をそれぞれ8点としている(The Bias List)。

  • フックの強さ:語るように歌うフックを推進力のあるダンスビートに乗せた点を、トレンドの上手な消化として評価。
  • 大人びた方向転換:ティーザー段階から海外メディアは、明るく元気な従来路線からより洗練された成熟したコンセプトへの転換と受け止めていた(K-Pop Echo)。
  • 中毒性:メンバー自身も「Sour Grapes」の繰り返しと一度で耳に残るメロディーを推しポイントに挙げている。

厳しめの声

同じレビューは弱点もはっきり指摘している。要点は三つだ(The Bias List)。

  • 個性の薄さ:制作も歌い回しも現在の流行に忠実で、同世代のどのグループが歌ってもおかしくない曲になっている。
  • 展開の乏しさ:短いクリップをループさせたように感じられ、曲が先へ進まないため聴くうちに興味が薄れる。TikTok向けの一節の繰り返しに近いという見方。
  • 抑えたトラック:テンポはあるがエネルギーが控えめで、リスクを避ける今の市場の反映だとしている。

同記事のコメント欄では、ブリッジの力強さを評価しつつ、サビがやや耳障りだという読者の意見も出ている。評価項目では「持続性」が7点にとどまり、繰り返し聴いたときの飽きやすさが課題とされた。

ファン・視聴者の反応

ファンの反応は総じて歓迎ムードで、「もっと評価されるべき」という声が目立つ。

  • MVへの期待:MVティーザー2には、映像のスケール感に驚く英語コメントが200件超の高評価を集めた(YouTube)。
  • 韓国活動の増加を求める声:本編MVのコメント欄では、NiziUが実力を世界に示せるよう、JYPに韓国カムバックの頻度を上げてほしいという書き込みが600件超の高評価を得ている(YouTube)。
  • 新規ファン:ハイライトメドレーをきっかけに知ったという海外リスナーのコメントもある(YouTube)。
  • B面推し:レビュー記事には、今回は収録曲もぜひ聴いてほしいというファンの書き込みがあり、アルバム全体の完成度を推す声も出ている。
  • ビジュアル:日本ではMAKOやMAYUKAらが公開した新ビジュアルのオフショットに称賛が集まり、ネットニュースでも取り上げられた(めざましmedia、ENCOUNT)。

一方で、RIOの不在を惜しむ声は根強い。プロローグ映像の公開時には、最後の人物がRIOではないかと推測するファンの投稿も見られた。

チャート・数字面

発売から約半日のため、韓国の音源チャート順位、初動販売枚数、MV再生回数の公式な集計はまだ報じられていない。比較の目安として、過去2作の韓国シングルの実績は次のとおり。

作品(発売)韓国ダウンロード最高位Billboard Japan Hot 100最高位音楽番組1位
Sour Grapes(2026年9月)集計待ち集計待ち活動中
LOVE LINE(2025年3月)43位41位獲得
HEARTRIS(2023年10月)94位10位獲得(デビュー9日目)

出典:Wikipedia: NiziU discography、rbb TODAY

  • 初週の韓国アルバム販売枚数(Circleチャート)は?
  • 音楽番組で3作連続の1位を取れるか?

今後の注目点

初期評価は「洗練された新しいNiziU」を認めつつ、曲そのものの個性と展開には物足りなさが残る、というところに落ち着いている。評価を左右するのは、音楽番組でのパフォーマンスと、サビのブドウ振付がショート動画で広がるかどうかだろう。メンバーは、今年の残りをこの曲での韓国活動で締めくくる考えを示している。

出典

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