都営地下鉄のホームドア設置率が100%になったと、先日報道がありました!
![](https://mysweethappylife.com/wp-content/uploads/2024/02/image-28-1024x694.png)
すごいよね・・・
それだけで多くの命を助けられる。
そしてもっと興味深いのが、QRコードのおかげでとっても節約しながらホームドアを開け閉めできるらしい・・・ということ。
詳しく調べてみました!
ホームドアの課題
ホームドアには以下の課題があったようです。
交通局では、令和5年度までに管理する都営地下鉄全線へのホームドア整備を進めていますが、都営浅草線においては、大きな課題があったそうです。
https://www.koho.metro.tokyo.lg.jp/diary/report/2020/08/24/01.html
従来は車両と地上に無線装置などを設置し、車両ドアとホームドアの開閉を連動させていました。浅草線は、複数の鉄道事業者による相互直通運転を行っており、車両の編成数やドアの数が異なる列車が運行しています。このため、従来の方式によりホームドアを導入すると、各社の車両改修が必要になり、多くの経費と時間がかかってしまいます。そこで、民間企業と共同開発した世界初のQRコードを用いたドア開閉連動技術を採用し、課題解決に至った、とのことです。
つまり、何両編成か、ドアの数はいくつか、など、都営浅草線の中でも異なる車両があったため、
ホームドアを設置することになると車両を新しくする必要のあるものがあり、たくさんのお金がかかることが課題だったそうです。
QRコードがなんで扉に?
列車が入ってくると、車両ドアに貼られたQRコードをホーム上のカメラ(読み取り装置)がとらえ、その車両が8両編成か、6両編成か、扉が3つか、2つかなどの情報により、車両やドア数に応じホームドアの開閉を行います。これにより、開けなくてもよいホームドアは開かない、という制御が可能となります。
https://www.koho.metro.tokyo.lg.jp/diary/report/2020/08/24/01.html
すごい!!
QRコードを読み取って、開ける必要のあるドアは開ける、開けなくていいドアは開けない、というコントロールができるようになったんですって!
![](https://mysweethappylife.com/wp-content/uploads/2024/02/image-13.png)
写真:東京都HP より
どのくらい経費削減になるの?
列車ごとに編成車両数やドア数などの情報をコードに入れ、ホーム側のカメラで読み取れば、必要なホームドアを開けることができる。車両の改修費だけでみれば、コストは約20億円から、QRコードステッカー代の約270万円へと減った。ステッカーは車いすのマークなどと同様、剝がれにくい材質になっている。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/285014
え、20億(2000000000)から270万(2700000)?
ゼロの数だけでも全然違う・・・
そんなに変わるんだ・・・
車両の改修費に20億・・・
たくさんの電車が走っている、というだけでその地域の財源が少しわかる気がする・・・。東京は電車がたくさん走ってるもんね。
QRコードを読み取るカメラの設置費用はカウントされているのか疑問だけど、いずれにしてもコストがだいぶ削減されることがわかった
QRコード、あなた本当すごいね!!
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