はじめに
2025年10月に10周年記念ファンミーティング「10VE UNIVERSE」を高麗大学ファジョン体育館で成功させたTWICE。9人体制を守り続けてきたグループは、2026年、デビュー当時に結んだ契約(2022年に一度更新されたもの)の満了時期を迎えている。いわゆる「二度目の再契約シーズン」だ。
ワールドツアー「THIS IS FOR」も2026年7月にソウル・KSPO DOMEでの公演をもって完結し、グループは長い活動期間にひと区切りをつけた形になった。ちょうどこのタイミングで再契約交渉が本格化していることもあり、ファンの間では「今年、韓国でのファンミーティング(通称ペンミ)は開催されるのか」という関心が急速に高まっている。本記事では、現時点で判明している事実と、そこから読み取れる可能性を整理してみたい。
1. 再契約交渉の現状整理
JYPエンターテインメントは一貫して次のような立場を取っている。
「現在TWICEは契約更新の協議期間であり、事案が確定次第ご案内します」
この発言はここ数カ月、韓国メディアの様々な報道が出るたびに繰り返されてきたものだ。具体的には、ツウィ、ジョンヨン、ジヒョ、ナヨンといったメンバーについて、専属契約を更新せずグループ活動自体は継続する、という形の「部分的な契約変更」の噂が相次いで報じられている。
たとえばツウィについては、JYPとの専属契約は結ばない一方でTWICEとしての活動は続けるという見方が伝えられている。ジヒョについても、個人事務所を設立しつつグループ活動は継続するという観測記事が出ている。ただし、いずれもJYP側の公式コメントは「協議中」の一点張りであり、具体的なメンバーの去就が確定したという公式発表はまだ存在しない。
つまり現状で確実に言えるのは次の3点だけだ。
- JYPとTWICE(9人)の再契約協議は進行中
- 一部メンバーについて「専属契約は結ばずグループ活動は継続」という観測報道がある
- 公式な結論はまだ出ていない
噂の内容がどうであれ、「グループとしての活動継続」自体は多くの報道で共通して触れられている点は、ファンにとって安心材料と言えるだろう。
2. 2026年のTWICEのスケジュールを振り返る
再契約交渉と並行して、TWICEの2026年はかなり密度の高いスケジュールで進んできた。
まず、10周年を記念したワールドツアー「THIS IS FOR」の追加公演として、2026年4月25日・26日・28日に東京のMUFG STADIUM(国立競技場)で日本公演が行われた。10周年記念という節目にふさわしい規模の公演で、1日あたり約8万人を動員する大型イベントとなった。
その後もツアーはアジア・北米・ヨーロッパを巡り、2026年5月末にはアムステルダムのジッゴ・ドームでの公演も実施。そして2026年7月10日から12日にかけて、ソウルのKSPO DOMEで約1年間続いたワールドツアーの最終公演を迎えた。
ツアー中には体調不良によるメンバーの活動休止も伝えられており、グループとしてはかなりタイトな日程をこなしてきたことがうかがえる。ツアー終了直後には「メンバーが長期休暇に入る」という趣旨の情報も一部で流れたが、これについてもJYPからの公式発表は確認されていない。
一方で、証券会社系のリサーチレポートでは、TWICEが2026年第4四半期(10〜12月)に新アルバムをリリースする見込みだという分析も出ている。この情報が正確だとすれば、逆算してツアー終了後の2〜3カ月程度は充電期間に充てられ、秋以降に本格的な活動再開というスケジュール感が浮かび上がってくる。
3. 過去のペンミ開催パターンから見えること
TWICEはこれまで、大きな節目のタイミングで韓国国内のファンミーティングを開催してきた実績がある。直近では2025年10月18日に、デビュー10周年を記念した「10VE UNIVERSE」をソウルの高麗大学ファジョン体育館で開催。オフライン公演とBeyond LIVEによるオンライン同時配信を組み合わせる形式で、チケットは即完売となった。
こうした過去の傾向を踏まえると、TWICEのペンミは「区切りのタイミング」で企画される性質が強いと言える。デビュー周年、契約更新、ワールドツアーの完結など、何らかの節目イベントとセットで発表されるケースが多いのだ。
2026年について当てはめて考えると、以下のような「節目」がすでに存在している。
- ワールドツアー「THIS IS FOR」の完結(2026年7月)
- 二度目の契約更新というグループにとって大きな転換点
- 新アルバムのリリースが噂される2026年第4四半期
もしこれらの節目のいずれかに合わせてイベントが企画されるとすれば、契約更新が正式に発表されたタイミング、あるいは新アルバムのプロモーションに合わせたタイミングでの開催がもっとも自然なシナリオとして考えられる。
4. 契約更新とペンミ開催の関係をどう見るか
ここで冷静に考えたいのは、「契約更新の発表」と「ペンミの開催」は必ずしも直結する話ではない、という点だ。
過去の例を見ても、契約更新の発表自体は淡々とした形で行われることが多く、それ自体を記念したファンミーティングというのはあまり一般的ではない。むしろ、契約更新が無事に完了し、グループとしての活動継続が確定した「後」に、通常のカムバック活動や周年イベントの一環としてペンミが組み込まれるケースの方が多い。
つまり考えられるシナリオは大きく2つに分かれる。
シナリオA:契約更新が円満に完了し、通常のカムバックサイクルに戻る場合 新アルバムのリリース(2026年後半と噂される時期)に合わせて国内外でのプロモーション活動が本格化し、その一環として韓国国内でのファンミーティングやショーケースが企画される可能性が高まる。
シナリオB:契約更新交渉が長引く、あるいは一部メンバーの体制変更が発表される場合 グループとしての活動方針そのものが固まるまで、大型イベントの発表が保留される可能性がある。この場合、ペンミの開催時期も後ろ倒しになったり、規模や形式が調整されたりすることが考えられる。
現時点の情報からは、どちらのシナリオに転ぶかを断定することはできない。ただし、複数の報道で「グループとしての活動継続」自体は共通して触れられていることから、仮に一部メンバーの契約形態に変化があったとしても、TWICEというグループ単位での活動、そしてそれに付随するファンミーティングのようなイベントが完全に無くなる可能性は低いと見るのが妥当だろう。
5. ONCEとして注目しておきたいポイント
今後の展開を追ううえで、チェックしておくべきポイントを整理しておく。
- JYPの公式発表のタイミング — 「協議中」から「確定」へのステータス変化が最初の大きな節目になる。
- 新アルバムの発表有無 — 2026年第4四半期のリリース観測が現実になれば、それに連動したプロモーション活動が具体化してくる可能性が高い。 3メンバーごとの個人活動の動き — 個人事務所設立や外部との契約に関する報道が、グループとしての活動体制にどう影響するかも注視したい。
- 公式ファンクラブ(ONCE)からの案内 — 過去のペンミはいずれもFC先行予約という形で告知されており、公式チャンネルでの動きが最も早い情報源になる。
おわりに
結論として、「2026年にTWICEの韓国でのペンミが開催されるかどうか」については、2026年9月時点でJYPからの公式な発表はなく、断定的なことは言えないというのが正直なところだ。ただし、ワールドツアーの完結、契約更新交渉、新アルバムの噂といった複数の要素が同じ時期に重なっていることを踏まえると、契約更新の行方が固まり次第、何らかの形でグループ活動の節目イベントが企画される可能性は十分にある。
ここで紹介した内容にはまだ確定していない報道や観測情報も多く含まれている。今後の公式発表を待ちつつ、ONCE JAPANやTWICEの公式SNSといった一次情報源を随時チェックしておくことをおすすめしたい。

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