こんにちは!コンです!
1年以上前になるかもしれないけど、ある老舗旅館で浴場のお湯換えや塩素消毒を怠っていた、という内容のニュースを目にした。
年に数回のお湯換えはさすがに少なすぎるな、ということはほぼ知識を持たない私でもなんとなく分かる。でも、塩素の注入はなぜ必要なんだろう??
なんとなく大浴場や温泉よりも、プールの方が「塩素」という言葉に馴染みあるような気がする。
プールの塩素で目がやられた~、とか、プール後は髪をしっかり洗わないと傷みやすい、とか、そういった言葉を耳にしたり会話をしたりしてきたからだと思う。
でも、調べてみるとやっぱり温泉にも「塩素」は必要らしかった。
というのも、レジオネラ症の対策になるらしい。
レジオネラ症の特徴は以下のように説明があった。
✓レジオネラ属菌に感染することで引き起こされる感染症。
https://hanna.co.jp/blog/?p=5426
✓レジオネラ属菌は土壌や水など自然環境中に生息する細菌だが、温泉や加湿器、給湯器や冷却塔の水にも潜んでいる。これらが細かい霧や飛沫(エアロゾル)として空気中を漂い、吸入することで細菌が感染して発症する。
✓レジオネラ症の症状は咳や発熱などのほか、肺炎を引き起こすこともあり、命にかかわることもある。
✓レジオネラ属菌はヒトからヒトへ感染することはない。
✓発生例は一年中みられるが、梅雨前後や夏場に多い。
✓レジオネラ症の報告件数は年々増加傾向で、2018年には過去最多を更新し2,000名を超えた。
✓温泉施設などお風呂(浴槽)での集団感染も多い。
レジオネラ症、私が思っているよりずっと、危険な症状だった。
びっくりしたのは、加湿器にも潜んでいること!!全然他人ごとではない。
先ほど引用したページによると、残留塩素を測る機械もあるらしい。全く知らなかった。
ちなみに、プールでも、レジオネラ症の危険はあると以下のようにかかれていた。
プールでも発生するレジオネラ菌
プールなどでレジオネラ菌に感染すると、レジオネラ肺炎にかかることがあり、最悪の場合は死に至ることもある ほど危険な感染症です。
これまでに起こったレジオネラに関するニュースの知識から、温泉施設で感染しやすいという認識を持っている方が多いのですが、実はプールでもレジオネラ菌は多く発生することが分かっています。
https://www.legiotec.co.jp/original39.html
学校や公共施設のプールは多くの人々が利用しますが、人々の体に付着している有機物はレジオネラ菌の大好物です。
この有機物が栄養源となるため、レジオネラ菌が繁殖しやすく、さらに水にはレジオネラ菌が生息しやすい環境であるため、プールはレジオネラ発生の格好の場所なのです。
上の引用したページによると、レジオネラ菌以外にも、水中に潜む病原菌には様々なものがあるらしい。
子供のころのようにプールでバシャバシャ水をかけあって結構なプールの水を飲んでしまったり…なんて無邪気な真似はもうできなさそう・・・
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